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ノンママ白書
Reiko Doi, 49 years old non-mama who had got divorced, works for an advertising agency. She is dropped from promotion ladder because it’s easier for men to be on the fast track, and she feels small because the general public prefer working mother to non-mama.
She feels that both the public and the agency are embarrassed with how to treat her these days. At such time, she is notified that she will be a chief director. She decides to work hard and to connect people through her career, she couldn’t connect her life to next generation, though. But managerial position is much harder than she expected.
You can find many un ignorable topics in this drama. Regret and freedom without a child, joy and suffering of managerial position, hope and puzzlement for the last romance…
This is a drama that delivers a message: “your life is also shining”, through such feelings of non-mamas.
東京の中堅広告代理店勤務の土井玲子(鈴木保奈美)。
クリエイティブ畑で活躍している、49歳、バツイチ、子無し。男女雇用機会均等法が施行されたばかりの1989年入社組、つまりコキン法第一世代。コキン法と共に男性社会で生きてきた・・・と言っても過言ではない。
「女性が男性と肩を並べて働ける時代になりました!後輩のお手本となりなさい!」と国や世論からも背中を押され社会に飛び込んだものの、長い歴史ある男性社会の中で、冷たい目や理不尽な仕打ちに耐えながら、一生懸命泳いできた。
徐々に女性も会社にとって必要不可欠な存在だと認識されるようになり、大きなプロジェクトも任されるようになっていった。そんな20代30代を土井は無我夢中で駆け抜けた。・・・結果、子どもは産んでいない。なぜなら、当時は仕事も出産も両方選べる時代では無く、仕事か出産か二者択一の時代だったからだ。
ところが時代は移り変わり、少子化ストップの波が押し寄せてきた!
国や世論は「女性たちよ、仕事もしながら、子どもを産み育てなさい!」という風潮に。つまりワーママ(ワーキングマザー)推進の強風が吹いてきたのだ。
土井のようなノンママ(=子供を産まないという選択をした女性)は、非常に肩身の狭い想いをしながら生きている。
にも関わらず、国は「女性管理職を誕生させよ!」と更に勝手なことを言い出す始末。そのモデルタイプはもちろんコキン法第一世代の女性たちだ。
マタハラ・逆パワハラ・子無しハラスメント・・・次々と新しい問題が生まれるものの、未だ解決策が見つからない社会。上からは抑えられ、下からは突き上げられ、男性からは煙たがられ、女性からは敵視される会社内・・・。
そんな四面楚歌の中で土井は、働き、苦悩し、孤独と闘い、そして恋もする・・・